私たちが日常的に使う「大丈夫」。
「問題ないよ」「心配いらないよ」という意味で使いますが,よく見ると“夫”という漢字が入っています。
「なんで夫なの?」と疑問に思ったことはありませんか。
実はこの“夫”,夫婦の夫とはまったく別物なんです。
■ 「丈夫(じょうぶ)」は“立派な男”という意味だった
もともと中国では,「夫」という漢字は成人男性の姿を表す象形文字でした。
そこに「大(大きい)」が組み合わさってできたのが「大丈夫」。
つまり本来の意味は,
大きくて立派な男性 → 頼りになる人物
というイメージだったんです。
■ そこから意味が広がって「問題ない」へ
「頼りになる人」=「安心できる」
「安心できる」=「心配いらない」
という流れで,現代の「大丈夫(問題ない)」という意味が生まれました。
■ まとめ
- 「夫」は“夫婦の夫”ではなく,成人男性を表す古い漢字
- 「大丈夫」はもともと立派で頼りになる男性を指す言葉
- そこから意味が広がり,今の「問題ない」という使い方につながった
漢字の成り立ちを知ると,いつもの言葉がちょっと面白く見えてきますね。
塾でも,こうした「ことばの背景」を知ることで,語彙への興味がぐっと深まります。